ジャーナリスト伊藤詩織さんは何の事件に巻き込まれた?
事件を映画化
世間の評価
すごいバイタリティです!
そして彼女の意外な一面も
伊藤詩織さんは2015年
元TBS記者・山口敬之氏から「同意のない性行為」を受けたと訴え、刑事では不起訴となったものの、民事裁判で性被害が認められ、最終的に勝訴が確定しました
伊藤詩織さんは仕事の相談を名目に山口氏と食事をした後
薬を飲まされ意識を失い、ホテルに連れ込まれて性的暴行を受けたと主張
・2015年4月に被害届を提出
・警視庁は逮捕状を取得したが、直前で執行停止され逮捕はされず
・2016年に「嫌疑不十分」で不起訴
検察審査会も「不起訴相当」と判断し、刑事は終結
・2017年に損害賠償請求を提起
・2019年、東京地裁が「同意のない性行為」を認め、山口氏に330万円の支払いを命じる
・2022年、最高裁が上告を退け、勝訴が確定
山口氏は安倍晋三元首相に近い人物で
逮捕状の執行停止に政治的影響があったのではないかと報じられました
日本では性暴力被害者が実名・顔出しで告発するのは極めて稀であり、2017年の記者会見は大きな注目を集めました
著書『Black Box』やドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』を通じて、性暴力と司法の問題を国際的に発信
映画はアカデミー賞にもノミネートされ、議論を広げています
司法の限界:刑事では不起訴となり、被害者が民事で闘わざるを得なかった
社会的バッシング:伊藤さんは「ハニートラップ」などの根拠のない噂や誹謗中傷にさらされました
制度的課題:性暴力事件における証拠収集や捜査の透明性、政治的影響の排除が強く求められています
伊藤詩織さんの監督作品は
ドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』(ブラック・ボックス・ダイアリーズ)です
彼女の初監督作であり、国際的に高い評価を受けています
タイトル:『Black Box Diaries』
公開:2024年から世界各地の映画祭で上映、日本では2025年12月公開予定
ジャンル:長編ドキュメンタリー
監督・脚本・製作:伊藤詩織
製作会社:スターサンズ、東映エージエンシー、英米との共同製作
題材:伊藤詩織さんが2015年に受けた性被害と、その後の裁判・社会的反響を約10年にわたり記録
手法:防犯カメラ映像、日記、音声記録などを組み合わせ、被害者としての視点から日本社会の構造的問題を描く
意義:日本の #MeToo 運動の象徴的存在となった彼女自身の経験を、国際社会に発信する作品
映画祭出品:サンダンス映画祭をはじめ、世界50以上の映画祭で上映
受賞歴:チューリッヒ映画祭でドキュメンタリー賞と観客賞を受賞
アカデミー賞:第97回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー部門に日本人監督として史上初ノミネート
英国アカデミー賞(BAFTA):59年ぶりに日本人監督がドキュメンタリー賞にノミネート
IDAドキュメンタリー賞:新人監督賞を受賞
国内外での議論:性暴力、司法制度、権力構造の問題を浮き彫りにし、国際的な議論を促進
伊藤詩織さんの立場:単なる被害者ではなく、映像ジャーナリストとして「声を奪われた人々の証言」を記録する役割を担った
象徴性:日本社会における沈黙の文化を打ち破る試みとして、世界的に注目されている
モデル活動
9歳からモデルとして活動を開始
カルバンクラインのキャンペーンモデルを務めるなど、国際的な舞台で活躍
→ ジャーナリストとしての姿しか知らない人にとっては驚きの経歴です
・BBCやアルジャジーラなど海外メディアで映像ニュースを制作
・ロンドンで「HANASHI FILMS」を共同設立し、社会問題だけでなくスポーツや文化を題材にした作品も手掛けています
・護身のために始めたムエタイがきっかけで、インストラクターの男性と出会い、婚約に至ったと報じられています
→ 「社会問題に立ち向かう人」というイメージに加え、身体を鍛え、格闘技を生活に取り入れる一面は意外性があります
日本国内では「性暴力告発者」としての印象が強いですが
欧米では「国際的に活躍する映像作家・モデル経験者」として多面的に評価されています
美貌や英語力を活かし、国際的な舞台で活動してきた背景は、単なる被害者像を超えた「多才な人物像」を形作っています
今後の更なる活躍にエールを送ります!!