沢尻エリカさんと言えば
あの発言ですよね
でも「発言」に至った理由は?
と聞かれると、意外と知らない
事件の詳細とその理由などを
まとめてみました
2007年9月29日、映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶にて
司会者から「思い入れのあるシーンは?」と聞かれ、「特にないです」と返答
さらに「クッキーを焼いた想いは?」と問われ、「別に」とそっけなく答えたことで会場が凍りつき、世間から大バッシングを受けました
不機嫌だったとされる主な理由
金髪のカツラに緑のヒョウ柄ワンショルダーという派手な衣装で登場
映画の清楚な役柄とギャップがあり、本人が「浮いている」と感じていた可能性がある
舞台挨拶前、竹内さんが沢尻さんの衣装を見て「ギャートルズみたいでかわいいね」と発言
これが皮肉と受け取られ、沢尻さんの機嫌を損ねたという説が有力です
当時は『1リットルの涙』や『タイヨウのうた』などでブレイク中
女優業に加え、歌手デビューやメディア露出も多く、心身ともに疲弊していたと本人も後に語っています
2019年のトーク番組『ボクらの時代』で、沢尻さんはこう振り返っています:
「あの頃の私は“沢尻エリカ像”を演じようとしていて、自分を偽っていた
パンパンに追い詰められて爆発してしまった」
この発言からも、当時の精神的なプレッシャーや葛藤が大きな要因だったことがうかがえます
「別に事件」(2007年の沢尻エリカさんによる舞台挨拶での「別に」発言)は、芸能界・メディア・本人のキャリアに大きな波紋を呼びました
事件後、CM契約が打ち切りに
複数の企業がイメージダウンを懸念し、CM契約を解除
特に「エスエス製薬」「サントリー」などが早期に対応
ワイドショーや週刊誌では
「天狗」「生意気」「態度が悪い」などのレッテルが貼られ、バッシングが加熱
2009年には事務所との契約も終了し、海外留学などを経て表舞台から姿を消す期間が生まれました
舞台挨拶や記者会見の“空気”が変化
以降、若手俳優やアイドルが登壇する際は「笑顔で」「コメントは事前チェック」など、事務所側の管理が強化
芸能界では「態度が悪い新人」を指して「沢尻エリカ化してる」と揶揄する表現が一時期流行
司会者や記者の質問スタイルにも影響
質問の仕方や空気の読み方がより慎重になり、タレントの心理状態を配慮する傾向が強まった
2012年『ヘルタースケルター』で女優復帰
蜷川実花監督作品で主演を務め、圧倒的な存在感を見せつけ「沢尻エリカはやっぱりすごい」と再評価の声
トーク番組やインタビューで「当時は自分を偽っていた」「爆発しただけ」と語り、共感を呼ぶ
世間の反感を逆手に取り、強く美しい女性像としてのカリスマ性を確立
ファッションやCMでも“芯のある女性”として起用されるように
沢尻エリカさんは2019年に麻薬取締法違反で逮捕され
2020年に懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を受けました
事件後は芸能活動を休止し、更生に向けた治療に専念していました
2019年11月16日
東京都目黒区の自宅で、合成麻薬MDMAを所持していた容疑で逮捕
押収された薬物:
MDMA 約0.09グラム(カプセル)
LSD(紙片・液体)も自宅から発見
自ら「アクセサリーケースに入っている」と供述
初公判で「19歳から薬物を使用していた」と認め、14年にわたる使用歴が明らかに
麻薬取締法違反(所持)で東京地検に起訴
起訴内容を全面的に認め、「心の底から後悔している」と謝罪
東京地裁にて懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました
医療施設で依存症治療を受け、家族(兄)と同居しながら更生に努めると証言
再び芸能活動の休止:
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』は降板
CM契約も打ち切られ、損害賠償は数億円規模とも報道
2024年に舞台『欲望という名の電車』で復帰
現在はCMやモデル活動も再開しつつあります
沢尻エリカさんは2025年10月10日に約1年8カ月ぶりに公の場へ登場し、次世代スポーツブランド「DIG(ディグ)」のアンバサダーとして話題を集めています
窪塚洋介さんとの15年ぶりの共演も注目されています
スポーツアパレルブランド「DIG」のローンチ記者会見に登壇
スノーウェア姿で登場し、「タウンユースとしても着られるのがいい」とコメント
ブランド名「DIG=掘り起こす」にちなんで、“再起”を象徴するような演出が話題に
映画『ヘルタースケルター』(2012年)以来の共演
窪塚さんは映像出演で「共演できてうれしかった」とメッセージ
沢尻さんも「久しぶりな感じがしない
不思議な居心地の良さだった」と笑顔で語る
丁寧な挨拶と落ち着いた振る舞いが印象的
「こんにちは、沢尻エリカです
本日はよろしくお願いします」と柔らかい口調で登壇
かつての“気難しい女王”イメージから、穏やかで成熟した姿へと変化
今回の登場は単なるイベント出演ではなく、芸能界復帰への布石と見る声も
ファッション×カルチャーの文脈で“再ブランディング”を図っている可能性が高く、舞台・映像作品への復帰も期待されています
不死鳥のような方ですね
今後の更なる活躍にエールを送ります!!