今なお健在、ロックバンドスピッツの名曲「ロビンソン」曲名の由来って?
歌詞の中には一度も出てこないのに?
かってのヒット曲「楓」の映画化が決定し
SNSで話題になっています
映画の公開日や見どころをまとめてみました
ぜひ最後までお読みください
スピッツの「ロビンソン」というタイトルの由来は
作詞作曲を手がけた草野マサムネさんが、タイを旅行した際に街で見かけた「ロビンソン百貨店」の名前を仮タイトルとして使用したことがきっかけです
歌詞の中に「ロビンソン」という言葉は一切出てこず
特に深い意味があるわけではないそうです
仮タイトルとして付けていたものが、曲の雰囲気と合っていることや、「ロビンソン・クルーソー」を連想させることから、そのまま正式なタイトルになったと言われています
この曲は、明確な物語や特定のメッセージを伝えるというよりは
普遍的な「喪失感」や「切なさ」を、具体的な情景描写と独特の言葉選びで表現していると言えます
「誰も触れない二人だけの国」や「新しい国のドアをノックする」といった歌詞からは
現実とは異なる、理想の世界や過去への郷愁が感じられます
ファンタジックな表現が多く、聴く人それぞれの心象風景を喚起させます
特定の場所や時間を示すのではなく、どこか遠い場所、あるいは心の奥底にある感情を描いているようです
どこか諦めや切なさを感じさせつつも
「君に会えた」「青い空」といったポジティブな言葉も散りばめられており、その中に微かな希望を見出すような感覚があります
このように、「ロビンソン」は明確なストーリーラインを持つというよりは
聴く人それぞれの感情や経験に寄り添い、内省を促すような、詩的な世界観をコンセプトとしていると言えるでしょう
スピッツの名曲「楓」が映画化されるとのこと、非常に楽しみですね!
2025年12月19日(金)に全国公開予定で、監督は行定勲、脚本は髙橋泉という強力なタッグです
この映画の主な見どころは、以下の点が挙げられます
何世代にもわたって愛されてきた「楓」の、切なくも美しい世界観がどのように映像で表現されるのかが最大の注目点です
「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」という印象的な歌詞が、物語の中でどのように昇華されるのか期待が高まります
『世界の中心で、愛をさけぶ』で多くの感動を呼んだ行定勲監督が
約20年ぶりに時代を代表するラブストーリーに挑みます
監督は「この映画は喪失から立ち直れない人々を描く物語です」とコメントしており
深い感情を描き出すことに長けた監督の手腕に注目です
物語は、楓の花言葉である「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」をキーワードに展開されるとのこと
大切な人を失った男女を主人公に
それでも前へ進もうとする2人の姿が、美しい季節の移り変わりを通して描かれます
花言葉がどのように物語に織り込まれるのかが気になるところです
『ソラニン』や『東京リベンジャーズ』など
人気作品の脚本を手がけてきた髙橋泉氏が脚本を担当します
楽曲の世界観をどのように物語として構築していくのか、その手腕に注目です
発表されているビジュアルや情報によると
ニュージーランドの緑豊かな山々、湖、星空といった壮大な自然が舞台となるようです
美しい風景が、物語の感情をより一層引き立てるでしょう
「楓」という楽曲が持つ、普遍的な喪失感や、それでも生きていくことの美しさを
行定監督と髙橋氏がどのように表現するのか、今から公開が待ち遠しいですね
今後の更なる活躍にエールを送ります!!