最近の異常気象、明らかに地球温暖化の影響と思われるのに、地球は氷河期に向かっていると言われるのはなぜ?

今回の台風のコースについても今までの例を覆すような進路をたどっています

WN ウェザーニュースより借用
台風14号の進路

web<WN ウェザーニュース>より

最近にも同じような進路の台風がありましたね

昨年までは全く予想にも流れませんでした

台風と言えば
赤道のあたりで発生し
海水温のエネルギーを貯めて発達し

気の毒というしかないのですが
沖縄、伊豆諸島の島々などが
日本の玄関口と言われ

日本に上陸すると
とたんに進路を東に変え
速度も急速に速めながら

太平洋沿岸沿いを北東に向かって
被害をもたらすというのが多かったのではないかと思いました

台風の災害のイメージ

ところが最近
特に今年の場合は

中国大陸の方に向かって
そのままの進路にとり

大きな被害をもたらしたり

またUターンするかのように

同じコースを逆戻りするようなパターン
そしてスピードも歩行速度程度の
ほとんど停滞といったときもありました

過去にほとんど記憶のないような

まさに異常気象です

視野を広めて考えると

原因として

まず頭に浮かぶのは

地球温暖化の影響と言えるのではないでしょうか

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地球温暖化と氷河期、なぜ同時に語られるのか

氷河期と間氷期
地球の歴史上、氷河期と間氷期が繰り返されてきました
これは、地球の公転軌道や自転軸の傾きなどが周期的に変化することで、
太陽からの熱量の受け方が変化し、気候が大きく変動するためです

自然変動
人間の活動による影響とは別に、火山活動や太陽活動の変化など、
自然要因によっても気候は変動します

短期的な影響 vs. 長期的なサイクル
地球温暖化は、人間活動による温室効果ガスの増加が主な原因であり、
短期的には気温上昇や異常気象を引き起こします
一方、氷河期は、地球の軌道要素の変化など、数万年という長い時間スケールでの気候変動現象です

地球温暖化の対策はCO2の削減が必要

複雑な相互作用
地球温暖化が、氷河期への移行を遅らせる可能性もあれば、
逆に加速させる可能性も指摘されています
これは、地球の気候システムが非常に複雑であり、様々な要因が相互作用しているためです

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一部の説
「地球は氷河期に向かっている」という説は、必ずしも主流の科学的な見解ではありません
一部の研究者やメディアによって取り上げられ、誇張されている可能性があります

短期的な現象と長期的なトレンドの混同
短期的な気象現象(寒波など)を、長期的な気候変動のトレンドと混同してしまうことがあります

地球温暖化は現実に起きている
人間の活動による温室効果ガスの増加が主な原因であり、その影響はすでに観測されています

氷河期は地球の長期的なサイクル
数万年という長い時間スケールで繰り返される現象であり、
地球温暖化とは別のメカニズムで起こります

両者の関係は複雑
地球温暖化が氷河期に与える影響は、まだ完全には解明されていません
重要なのは、地球温暖化が深刻な問題であり、早急な対策が必要であるという事実です

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プラスチックでの海洋汚染と地球温暖化とはどういう関係があるの

プラスチックによる海洋汚染と地球温暖化は、一見異なる問題のように思えますが、
実は密接な関係があります以下に、その関係性について詳しく解説します

プラスチック生産過程での温室効果ガス排出



プラスチックの原料は石油などの化石燃料であり
その製造過程で大量の二酸化炭素が排出されます
これは、地球温暖化の主要な原因となる温室効果ガスの増加に直接つながっています

プラスチックなどのごみ

エネルギー消費
プラスチック製品の製造、輸送、そして廃棄に至るまで
各段階でエネルギーが消費され、温室効果ガスが排出されます

海洋生物への悪影響
海洋に漂流するプラスチックごみは、海洋生物が誤って摂取したり
絡まったりするなど、生態系に多大な悪影響を与えます

海洋汚染の現状 海岸に打ち上げられたプラスチックごみ

炭素隔離の阻害
海藻やプランクトンなどの海洋生物は、大気中の二酸化炭素を吸収し
炭素を固定する重要な役割を果たしています
プラスチックごみによる海洋生物の減少は、この炭素隔離の機能を阻害し
結果的に大気中の二酸化炭素濃度を上昇させ、地球温暖化を加速させる可能性があります

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メタンの発生
海洋に沈んだプラスチックは、微生物によって分解される際にメタンを発生させることがあります
メタンは二酸化炭素よりもはるかに強力な温室効果ガスであり、地球温暖化に大きな影響を与えます

焼却時の二酸化炭素排出
プラスチックごみを焼却処分する場合、その際に大量の二酸化炭素が排出されます

永久凍土からのメタン放出
北極圏の永久凍土に埋もれていたプラスチックが、温暖化によって露出することで
メタンが大量に放出される可能性も指摘されています

プラスチックによる海洋汚染は、単に海洋生物の生息環境を破壊するだけでなく
地球温暖化という地球規模の問題にも大きく関わっています

プラスチックの生産から廃棄に至るまでの全過程において
温室効果ガスの排出が避けられないため、プラスチック問題の解決は
地球温暖化対策においても非常に重要な課題となっています

プラスチック問題の解決に向けて、私たちにできること

プラスチックの使用を減らす
マイボトル、マイバッグの利用、プラスチック製品の代替品探しなど
日常生活の中でプラスチックの使用を減らす努力をしましょう

リサイクルの徹底
プラスチックごみを適切に分別し、リサイクルに協力しましょう

海洋汚染防止
海へのプラスチックごみの投棄を絶対にやめ、ごみを正しく処分しましょう

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海洋汚染の最大の原因は産業排水よりも生活排水ですか

有機物による水質悪化
生活排水には、台所や浴室から出る油脂、洗剤など、有機物が多く含まれています
これらの有機物が海に流れ込むと、微生物がそれらを分解する際に酸素を大量に消費し
水中の酸素濃度が低下します
これにより、魚などの水生生物が窒息死する可能性があります

生活排水は地球汚染の大きな原因

赤潮発生
生活排水中の栄養塩が海に流れ込むと、プランクトンが異常繁殖し、赤潮が発生することがあります
赤潮は、魚介類の大量死や、海水浴場の閉鎖など、様々な問題を引き起こします

マイクロプラスチックの流出
洗剤や化粧品などには、マイクロプラスチックと呼ばれる小さなプラスチック粒子が含まれていることがあります

これらのマイクロプラスチックは、下水処理場で完全に除去されずに海に流れ出し
海洋生物の体内に入り込むなど、生態系に悪影響を及ぼします

地球を守っていくイメージ

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