熱中症予防の水分補給で、これ注意しないと大変なリスクがあります！

熱中症予防対策の大本命は何と言っても＜水分補給＞ですが
その中で、これを知っていないと相当なリスクがありますよと

いう点をご説明します

この点を理解しているかどうかで

あなたの健康に大きくかかわります

ぜひ最後までお読みください

水分補給のなかの

スポーツドリンクの摂取についてですが

スポーツドリンクのメリット・デメリット（糖分、電解質、カロリー過多）

スポーツドリンクには

水分の他に、

エネルギー源となる糖分が含まれています

この糖分は

適度に摂取する分には

熱中症予防に大きなメリットとなるのですが

過剰に摂取した場合は

血糖値が急上昇し

インスリンの分泌が過剰になることで

低血糖をひきおこす可能性があるのです

ナトリウムなどの電解質は

腎臓に疾患のある方や
塩分制限をしている方には

その量に注意する必要があります

スポーツドリンクの成分表をよく見ると
意外とカロリーの高い数値に
気づくかと思います

カロリー摂取過多による肥満も
結構無視できません

このように一概に

水分補給＝スポーツドリンクと

安易に考えると弊害になる場合もあります

さらに

「液体の糖質」という注意点

液体の糖質というのは

どういうものなのかと言いますと

具体的には

液体に大量の糖質が溶け込んでいる清涼飲料水

缶コーヒーやエナジードリンクなどのことを指します

「いくつもの種類の野菜が摂れる！」

「〇日分の野菜の養分を摂取できる」とかの

売り文句の野菜ジュースや

果汁100パーセントのジュースなども同様ですが

非常に多くの糖質を含んでいるのです

では、なぜ液体の糖質は注意なのでしょうか？

血糖値スパイクという危険

糖質はいろいろな食物に含まれています

米飯やパンなどの固形物を食べた場合には

噛んで、胃で消化して

腸へ送られて･･･と

時間がかかるため

血糖値の上昇スピードもゆるやかにあがります

しかし

液体の場合は

消化の手間がないため

すぐに血糖値が上がってしまうのです

この急激な血糖値上昇のことを

血糖値スパイクと言います

血糖値スパイクが起きると
上がりすぎた血糖値を下げるために

膵臓からたくさんのインスリンが分泌されるのです

その結果

今度は血糖値が下がりすぎて

疲労感や吐き気などの症状を引き起こすのです

この現象を頻繁に起こしていると

次第に

膵臓が疲弊していくのですね

その結果

疲れ切った膵臓の働きが悪くなります

インスリンを出すタイミングが遅れるようになり

血糖値を下げることが難しくなって

最後は糖尿病を発症することにつながります

大げさと感じるかもしれませんが

液体の糖質　→　糖尿病の危険

糖尿病　→　腎臓がやられ、疲れやすい体

になる可能性が大です

ペットボトル症候群って？

ペットボトル症候群、
正式には「清涼飲料水ケトーシス」と呼ばれるこの病気は
糖分を多く含む清涼飲料水を大量に飲み続けることで発症する

急性の糖尿病の一種です

気をつけたいのは

健康に良さそうな野菜ジュースや
スポーツドリンクにも

糖質がたくさん含まれていて

そのメリットの逆の

デメリットもあるということですね

実際の例として

学校の部活動で
スポーツドリンクを多飲していた中学生が
いきなり高血糖で昏倒し

救急車で搬送された事例もあります

こうした「ペットボトル症候群」で

若いのに重症の糖尿病を発症しているわけで
深刻な問題になっています

例えば

〇〇・コーラのペットボトル500mlの場合
56.5グラムの糖質を含んでいて
角砂糖14個分に相当するのです

とくに

炭酸が入っている場合は
清涼感にごまかされ甘さに気づきにくくなています

結論として

清涼飲料水は
想像しているよりも
遥かに多くの糖質を摂ってしまう飲み物なのですね

水は飲めば飲むほど腎臓に良い

缶コーヒーなども

程よい苦みがあるおかげで
甘すぎることがわからなくなります

こうしたものを日常的に口にしていると

割と簡単に糖質中毒に陥ります

缶コーヒーなどを日常的に
飲むのが習慣になっている人も

大袈裟ですが

糖質中毒に陥っている
可能性が高いですね

液体の糖質の怖さを知り

ミネラルウォーターや
糖質の入っていないお茶類を
選んでみてはどうでしょうか

水は

飲めば飲むほど
腎臓に良いということが

研究でもわかっています

1日に2リットル以上の
水を摂るのは

とても体にはいいそうですよ！