熱中症と日射病とは違うものですか？子供の頃によく言われた日射病はどこにいったのでしょう

今年もまた酷暑の夏真っ盛りです！

熱中症への対策も連日ニュースとして流れていますが

我ら高齢者は、子供の頃から夏休みになると
日射病に気をつけろと
学校の先生から言われたものです

最近では日射病という言葉は聞くことはなく
熱中症と言われますよね

あの日射病というのは
どこにいったのでしょう

それともなくなってしまったのでしょうか

いや、日射病は今もありました！

熱中症と日射病は、似たような症状をしていますが厳密には違うものです

●熱中症は
高温多湿の環境下で身体が熱をうまく発散できなくなり、
体温が上昇して様々な症状が現れる状態の総称です
屋外だけでなく、室内でも発症する可能性があります
原因としては高温多湿

●日射病は
熱中症の一種で、特に強い日差しを浴びることで体温が上昇し、
体温調節機能が破綻することで起こります
主に屋外で発生する
原因としては直射日光

つまり、日射病は熱中症のより具体的な原因の一つと言えるでしょう

日射病の謎は一応解決･･･納得です！

熱中症には4つの段階がある

１．熱けいれん：筋肉のけいれん

２．熱失神：めまい、ふらつき

３．熱疲労：体温の上昇、だるさ

４．熱射病：意識障害、体温が40℃以上

※熱射病は熱中症の中でも最も重篤なもので、命に関わる危険性があります

熱中症の予防と対策TOP3

１．こまめな水分補給を心がける

汗をかいてなくても、こまめに水分を補給する
汗をかいた後は、塩分の補給も大切です

２．室温管理を適切に行う

室内ではエアコン、扇風機などで室温を適切な温度に調整する
がまんは禁物です
就寝の間も、エアコン、扇風機の使用、防犯に注意しながら窓開け等をする

３．外出時の服装に関して

通気性の良いゆったりとした服装を選ぶ
帽子や日傘など直射日光を避ける工夫をする
疲れないうちに定期的に涼しい場所で休憩をとる

水分補給に効果的な飲み物TOP3

１．水

なんと言っても、水分補給の基本は＜水＞です！

水は体内の不要なものを排出したり、
体温を射調節したりする働きがあります
ミネラルウォーターや水道水など手軽に手に入るものがおススメです

２．麦茶

麦茶はカフェインを含まず、体内に吸収されやすいのが特徴です

熱中症予防には効果的な飲み物と言われています
冷やして飲むと一層美味しく、夏場の水分補給にはピッタリですね

３．スポーツドリンク

激しい運動をした後や大量の汗をかいた後は、スポーツドリンクがおススメです

水だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も補給できるので
体内のバランスを整えるのに役立ちます

その他にも

お茶、緑茶や紅茶も水分補給に役立ちます
しかしカフェインが含まれているので
飲みすぎには注意したほうがいいですね

野菜ジュースには
ビタミンやミネラルが豊富に含まれており
栄養補給も同時にできます

水分補給のポイントとして
こまめに飲む：喉が渇いてからではなく、こまめに補給したほうがベストです

冷やして飲むと、体内に吸収されやすくなります
同じものばかりではなく、いろいろな種類の飲み物をローテーションして飲むと飽きずに続けられます

しっかりと対策をして

熱中症にかからぬよう、注意しましょう