大相撲5月場所が始まり毎日楽しく見ています
先場所はなんと新入幕の力士が優勝で、このところ若手の台頭が目覚ましく大いに盛り上がっていますね
ところがもうだいぶ前から感じている事なんですが
体にサポーターならまだいいんですが
ケガをして包帯でぐるぐる巻き状態の力士や
ひどい場合はギブスに見えるような方もおられます
昔は
自分の言う昔というのは
本当に何十年も前の話になるんですが
包帯巻や、ましてやギブス状態の力士って
あまり記憶にないんですね
あの若乃花・栃錦・朝汐の時代でも
その後の 大鵬・柏戸の時代でも
ごくごく最近では若乃花・貴乃花の若貴時代・・・
あんまり包帯ぐるぐるまき力士ってイメージはないです
ところが最近では、
テーピングやちょっと見るとプロテクターのような格好で
土俵に上がっている景色が結構目立つと思いませんか
自分の考えるに
今の力士はとにかくデカい!
50年くらい前の力士の平均体重は120kg、
平均身長は175cmだったそうです
一番重い力士で若秩父関が150kgで
「でかいなあ・・・」と言ってました
ところが現在では
平均体重(たぶん幕内力士)162kg!平均身長は185cm!
200kg近い力士も何人もいますよね
身長だって2mくらいの力士が何人かいます
比較すると結構ちがいますね ↑
髙さ、横幅、厚みがありますから
こんなデカい力士が、力いっぱいぶつかるんですから
負けた方はだいたい土俵の下まで落ちちゃいます!
土俵の高さは、本場所が66cmあります(巡業場所はもっと低い)
相撲の力士はそのために体を鍛えまた割りとか柔軟性を鍛えて
ケガを防いでいると思いますが
それでも昔よりは断然ケガのリスクは高いのかなと思います
それと
土俵から1mもない位置に審判の親方、行司、控えの力士がいて
2列目には一般のお客様が座っているんですよね
これって
ものすごく危ないのでは?
と思います
というのは
勝負の成り行きでは
結構な確率で
あの重たい相撲取りが落っこってくるんです!
変な言い方ですけど200kg近い肉の塊が勢いよく・・・
多分ですけど相撲協会のお達しで
1列目の相撲関係者の方は
2列目以降の一般観客の盾になるように言われているとは思いますが
見ていると
やっぱり親方も行司もよけますよね
控えの相撲取りの方もやっぱりよけますよ
<3列目のお客さんにぶつかっています!>
そこで提案ですが
現在の2列目の位置を1列目にする
つまり土俵から1.5mくらいを空ける
そして力士のけが対策としては
空いたスペースにはマットを敷き詰めたらどうでしょう?
見た目に伝統の格式等の問題があるとしたら
地面(床)と同じ系統の色にするなり
ま、このマットについては果たして効果があるのかどうか
素人の自分にはわからないので、なんとも言えませんが
ただ硬い地面(床?)に落ちるよりは
クッション材のところに落ちた方がケガするリスクは低くなるのでは
案の定かどうか知りませんが
今場所も途中休場の力士がだいぶ出ています
プロ野球の外野フェンスも
昔は硬いフェンスで
選手がぶつかりケガを負ったこともありましたが
現在は多くの球場がクッション材になっているようです
やはり効果は認められているのではないでしょうか
いろいろなスポーツでも
規約はどんどん変わっていきますよね
大相撲の場合は、日本の国技という事もあるのでしょうか
伝統というものを変えずに守っていくという事も
大事なことかもしれませんが
変えた方がいい場合は、検討してもいいのでは?