水素自動車の普及はなぜ思ったほど進まないのか?電気自動車、ハイブリッドとどう違う?

水素燃料バス

脱炭素、エコ環境などというキーワードはよく耳にしますね
車にしてもガソリン車、電気自動車、ハイブリッド車そして数年前に満を持してトヨタが水素自動車を出してきました

あれから究極の脱炭素燃料といわれてきた水素です
2酸化炭素(CO2)を全く出さず、燃やした後は水(H2O)だけ排出というまさにエコの見本みたいなもの!

それなのに普及という面ではいまいち伸び悩んでいる感じがします
岩谷産業の社長さんのコメントでは、「水素自動車と電気自動車では用途としてのすみわけが必要です」

市内を近距離で回るのには電気自走者が向いているが、重たいのを長距離で運ぶトラックやバスなどは水素自動車が効率的とのこと

なので、水素自動車の普及に関しては物流業界の期待が大きい!

液体水素は水素ガスの800分の1の体積で、運搬や貯蔵面で大いにメリットがある
-200℃近くの超低温で液化させる高度なノウハウを持っているのが岩谷産業さんの強みだと言っておられました

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水素燃料自動車

水素ステーションの不足

水素自動車は、ガソリン車のようにガソリンスタンドで簡単に燃料補給ができません。
水素を充填できる水素ステーションは、2023年12月時点で全国に160カ所程度しかありません。
これは、ガソリンスタンドの約2万9000カ所と比べると非常に少ない数です。

車両価格の高さ

水素自動車は、燃料電池や水素タンクなどの高価な部品を使用するため、車両価格が高くなります。
2023年12月時点で、トヨタの「MIRAI」は710万円からとなっています。
これは、同社のガソリン車「カローラ」の約2倍の価格です。

水素製造時のCO2排出

水素は、天然ガスや石炭などの化石燃料から製造されることが多いため、製造過程でCO2を排出します。
CO2排出量を削減するために、水電解装置を使って水から水素を製造する「グリーン水素」の開発が進められていますが、コストが高いのが課題です。

まとめますと

  • 水素の貯蔵・輸送コストが高い
  • 水素自動車に対する消費者の認知度が低い
  • 燃料電池の耐久性

これらの課題を克服するために、政府は水素ステーションの整備や燃料電池車の開発支援など、さまざまな施策を推進しています。
しかし、水素自動車が普及するには、技術革新によるコスト削減や、インフラの整備がさらに必要です。

しかし、ちょっと意外だったのは水素って天然ガスや石炭などの化石燃料から製造されることが多いんだという所です
水素って水から作るんじゃないんですか?
これじゃあ、水素をつくるために石炭をどんどん使わなくちゃいけない訳ですか

「原子力発電反対!」というロックコンサートで、使用している電源が近くの原子力発電所だった!みたいな感じでなんとも微妙です・・・

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燃費性能に優れている

ハイブリッド車は、エンジンとモーターの両方の動力で走行するため、ガソリン車よりも燃費が優れています。
特に、街乗りなど低速で走行する場面では、モーターのみで走行することが多いため、燃費が向上します。

減税や補助金などの優遇処置が豊富

ハイブリッド車は、環境性能の高い車として、減税や補助金などの優遇処置を受けることができます。
自動車取得税や自動車税、軽自動車税などが減税されるほか、国や地方自治体から補助金を受けることも可能です。

ハイブリッドカー

走行音が静かでストレスが少ない

ハイブリッド車は、エンジンとモーターを併用して走行するため、ガソリン車よりも走行音が静かです。
特に、低速で走行する場面では、モーターのみで走行するため、非常に静粛性に優れています。

環境負荷が少ない

ハイブリッド車は、ガソリン車よりもCO2排出量が少ないため、環境負荷が低い車と言えます。

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エコカー

車両価格が高い

ハイブリッド車は、ガソリン車よりも車両価格が高い傾向があります。
これは、エンジンとモーターの両方の動力システムを搭載するため、部品点数が多くなり、製造コストが高くなるためです。

車内空間が狭い

ハイブリッド車は、バッテリーを搭載するため、ガソリン車よりも車内空間が狭くなる傾向があります。
特に、荷室のスペースが小さくなる場合が多いです。

走行音が静かなので歩行者に気付かれにくい

ハイブリッド車は、走行音が静かなため、歩行者に気付かれにくい可能性があります。
特に、低速で走行する場面では、注意が必要です。

バッテリーの寿命が短い

ハイブリッド車のバッテリーは、使用年数や走行距離によって劣化します。
バッテリーの寿命は、約10年~15年と言われています。
バッテリー交換には、高額な費用がかかります。

まとめ

まず水素は当分普及は難しいように感じました

ハイブリッド車は、燃費性能や環境性能に優れているというメリットがありますが、車両価格が高い、車内空間が狭いなどのデメリットもあります。

ハイブリッド車の購入を検討する際は、これらのメリットとデメリットを比較検討して、自分のライフスタイルに合うかを判断することが重要ですね。

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かといって、一概にガソリン車が良いとは言えません。
ハイブリッド車とガソリン車にはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらが良いかは、それぞれの人のライフスタイルやニーズによって異なります。

ハイブリッド車を選ぶべき人

燃費を重視する人
環境負荷が少ない車に乗りたい人
静粛性の高い車に乗りたい人
減税や補助金などの優遇処置を受けたい人


ガソリン車を選ぶべき人

車両価格を抑えたい人
広い車内空間を求める人
スポーツカーなど、ハイブリッド車では選択肢が少ない車種に乗りたい人
短距離しか乗らない人


それぞれのメリットとデメリットを比較検討して、自分のライフスタイルに合う車を選びましょう。

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電気自動車

また、近年は電気自動車(EV)も選択肢の一つとして挙げられます。
EVは、ハイブリッド車やガソリン車よりも燃費性能や環境性能に優れていますが、車両価格が高い、
充電インフラが整っていないなどのデメリットもあります。

EVを含めて、3種類の車のメリットとデメリットを比較検討して、自分に最適な車を選びましょう。

自分の考えとしては、やっぱりガソリン車の軽かな・・・

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